農園も手がける営業部長!?介護業界でつながりを作り続けるキャリアビジョン

前職でリフォーム会社の営業をしていた瀬戸さんは、勤務中の怪我をきっかけに転職を考え始めます。全く馴染みのない介護業界に飛び込みましたが、今や営業職として成果を出す姿は、メディエイトの大黒柱として欠かせない存在です。そんな瀬戸さんに、メディエイトの魅力や仕事のやりがいについてお話を聞きました。

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目次

パパ友つながりで入社したメディエイト

 

まずは入社の経緯について教えてください。

前職はリフォーム会社で営業をしていました。飛び込み営業や電話営業から、見積もり作成などの事務仕事まで、幅広く対応していました。とても楽しい仕事ではありましたが、のめりこみ過ぎて帰宅が遅くなることもしばしば。ある日、怪我をしてしまい、数ヶ月の休職を余儀なくされました。

メディエイトへの転職を考えるようになったのは、この怪我がきっかけです。

休職期間中に、パパ友の小西(メディエイト代表)から「最近どうしてますか?」と連絡がありました。リフォーム会社では働き過ぎが原因で家庭不和を起こしていたので、完治後に職場復帰するか悩んでいました。そのときに小西から食事に誘われ、「良かったら一緒に働きませんか?」と声をかけてもらったのです。

昔から、新しい環境にむしろわくわくする性分だったので、小西からのオファーはすぐに決断することができました。

介護業界には不思議なご縁を感じていたのも確かです。小西から誘ってもらう前に、この業界に興味を持つ出来事がありました。それは、休職期間中に直面した祖父の死です。

祖父の看取りに立ち合い、その時に祖母もデイサービスなどの介護サービスを受けていた事を、初めて知りました。今振り返ってみると、この出来事もメディエイトで働くことを後押ししたのかもしれません。

メディエイトに入社した時の感覚は鮮明に覚えています。代表の小西、副社長の米澤、統括部長の有田、事務員それぞれが、やるべきことや役割を分かって行動しているという点が他社と大きく違うと衝撃を受けました。それまでさまざまな会社で働いてきた私ですが、ここで働く人の意識の高さは素晴らしいものだと感じました。

現在の仕事内容について教えてください

メディエイトの営業は、病院、弊社とは違う業態の介護施設に営業に回って入居者を募る仕事です。我々の介護施設は住宅型施設のため、介護が必要になり自宅での生活に不安が有る方や、病院に入院したけれども自宅に戻るのが困難になった方が対象になります。例えば、体調崩し入院した方が、在宅復帰したくて3ケ月のリハビリ後、年齢的に自宅での生活が難しいと判断されたようなお客様です。

現状、圧倒的に病院からの入居者様が多く、オープンする施設の近隣病院をリスト化して新規営業をかけていくのが主な業務です。しかし、コロナ以降はほとんどの病院が面会を制限されており、最初の接点を作る事が非常に難しくなっています。まずはDM送付することくらいしか手段がありませんでした。

ただDMを送付するだけでは後々の受注につながりにくいと感じた私は、「ラ・メゾン通信」という施設のニュースレターに自分の顔写真や一言コメントを添えて送付するように変えていきました。このように継続して施設の雰囲気や私自身のことも理解してもらうように努めていった結果、案件の相談が増えてきたのです。

病院側から相談を頂いた際は相談員様のお名前をお伺いし、すぐにパンフレットを持参しご挨拶に伺うようにしています。直接お会いした際に伝えていることは、24時間ヘルパーさんの常駐、看護師さんによる24時間体制、介護度が高い方でも施設に入りやすいように近隣相場より利用料を安くしていること。また、レクリエーションの義務付けのない住宅型施設ではありますが、施設を明るい雰囲気にするために積極的にレクリエーションを行っている部分も長所としてアピールしています。

困っている方をもっと受け入れられるように成長したい

現在の仕事のやりがいについて教えてください。

介護業界では新しい施設がオープンしたら目標値はどこも「満床」を掲げます。従って、私のミッションも、施設の受け入れ体制を見つつ、施設を満床にすることです。困っている方を入居までスムーズにサポートし、「瀬戸さんに会えて良かった」と言われる瞬間が一番嬉しいです。

苦労した、大変だったエピソードについて教えてください

ご高齢になるとご家族が他界してしまうなどで全く身寄りがない方から、ご自宅の処分を1から10まで相談を受けることがあります。役所とのやり取りから引っ越し業者への見積もりを取るなどの業務は全体の1〜2割を占めています。期限などもある中で自分にとって経験のないことにスピード感をもって取り組むことはとても大変なことでした。しかし、代表の小西は、困っている方を出来る限りサポートしていきたい考えを持っています。私も共感しているので、困っている将来の入居者様の期待に応えられるよう、もっとスキルアップしていきたいです。

仕事において大切にしている価値観はありますか。

営業部長の役割を与えられる上で、責任感を持って働くことはもちろんのことですが、特に大切にしている価値観が3つあります。

1つ目が「継続」です。営業というのはすぐに結果が出ることはまれで、小さな積み重ねの先にしか実りはありません。何気なく取り組んだことが、後々振り返ってみると大きな成果につながることも多々あります。小さなことでもいいので、コツコツ積み上げていくことを心がけています。

2つ目は、「覚悟」です。私の言う覚悟というのは、失敗を恐れないという事です。覚悟があれば、失敗をしても前向きに次に活かせる経験を得られ、最終的に利益につながります。今まで恥ずかしい事や、失敗も沢山してきたので、大概の事では緊張もしなくなりましたし、弱気になった時は「失敗しても命を取られるわけではない」と言い聞かせています。

3つ目は「感謝」です。こうしてメディエイトで営業として働かせて頂いていることにも感謝ですし、この先も一期一会を大切に、関わる方への感謝の気持ちも忘れずに頑張りたいです。

「人を喜ばせるのが好き」な自分を活かしたい

今後のキャリアビジョンについて教えてください。

入社してからずっと営業なので、現役でバリバリ動ける内に部下も育てて、組織マネジメントを覚えたいと思っています。そのためにはまず営業の方に入社してもらわなければいけません。(笑)

私は昔から手先が器用でDIYなども得意です。何か壊れた時はすぐに駆けつけるので、職場では「瀬戸工務店」と呼ばれています。人から喜ばれることが好きな性格を活かし、これからも身近なところで人の役に立っていきたいです。

営業だけでなく、会社や施設からも必要とされる『人財』になりたいと思ってます。

私の密かな楽しみになっているのが、実はメディエイトが最近始めた小さな農園です。もともと会社が駐車スペースを借りるために、農地を残す事を条件で開始した農園だったのですが、手掛けたら手掛けた分だけ返ってくるのが面白くて、はまっています。晴れた日は土が乾いていないか心配になってうずうずしてしまうほどです。

メディエイトはとても柔軟な会社なので、世の中のためになることはビジネスとして展開していく可能性はあるでしょう。もし会社が農業を本格的に始める時は、私が一番に手を挙げるかもしれません。(笑)

最後に、メディエイトの仕事に興味がある方へメッセージをお願いします

メディエイトは自由な社風の会社です。頑張る人にはどんどんチャンスが与えられる環境が用意されています。向上心のある方であれば存分に活躍していただけるでしょう。現在、営業職も絶賛募集中です。メディエイトの営業職の応募条件は、営業経験が必ずしも必要ではありません。もしかすると経験がない人の方が、過去の成功体験に固執せずに、素直に成長していけると思っています。自由な社風でのびのびと働きたい方は、是非メディエイトの扉を叩いてみてくださいね!