若手新入社員が、毎日の仕事を楽しんでいる理由は「安定とやりがい」「ストレスフリーな環境」でした。

現在、転職して2ヶ月目という若手社員の三代さん。「ゆったりと仕事をすることができ、働く人たち皆が優しい職場です」と笑顔でインタビューに応えてくれました。今回は、そんな新鮮な視点をもつ三代さんに、メディエイトの魅力などを語ってもらいました。

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目次

やりがいと、資格を持って安定して働ける職場を求めて
介護業界に転身。

これまでのご経歴と、介護業界に転職した理由を教えてください。

高校を卒業後、病院で看護助手としての患者様の介助業務をしていました。医療関係を進路に選んだのは祖母が看護師で「良い仕事だよ」と薦めてもらったことと、自分自身も人から感謝される仕事をしたかったので、最初は看護師になろうと思ったのがきっかけです。ただ、あいにく勉強が苦手だったので(笑)、それを学校の先生に相談すると「看護助手という仕事があるよ」と教えてもらい、病院で働くことにしました。

介護業界に転職したのは、病院で働いているときに指導にあたってくれた介護福祉士の方がイキイキと活躍されているのを見て、「やりがいのある職種だな」と感じたことに加えて、「同じように介助の仕事をするなら、国家資格をとって安定した環境で働きたい」と思ったからですね。そこで介護の勉強を始めました。

働きながら勉強する時間を捻出するのは、大変だったのではないでしょうか?

今年1月に介護福祉士の資格を取得。勉強に取り組む前は「大変そうだな」と思っていたのですが、実際にやり始めるとどんどんと介護についての学びが面白くなってきました。実践しながら学べるのが自分のプラスになっている実感がもてたので、勉強は苦手でしたが、介護に関する知識は身につきやすかったです。一生懸命勉強したことは実際に現場で役に立ちますし、わからないことがあったら本などで調べるクセがつきましたね。周りの先輩たちに質問すると、丁寧に教えてもらえる環境だったことも取得できた大きな要因のひとつです。

なぜ、メディエイトを選ばれたのでしょうか?

転職先を探しているとき、たまたま知り合いでメディエイトで働いている人がおり、『ラ・メゾン』の存在を知りました。調べてみると働きやすそうな雰囲気で、条件的にもピッタリの職場だったので、すぐに応募しました。特に日勤と夜勤の繰り返しだと、身体的にしんどいので「夜勤なしで、正社員になれる」というのが大きかったですね。

 

利用者様との「会話」が楽しい。試行錯誤もやりがいのひとつに。

メディエイトに入社後、感じたことを教えてください。

転職してすぐのときに感じたのは、前職との違いでした。前職では寝たきりの患者様の介助がメインだったので会話をすることは稀でしたが、『ラ・メゾン』の場合は元気な利用者様が多いので、積極的にコミュニケーションをとる仕事です。世代が離れている利用者様に対して「どんなお話をしたら喜ばれるのだろうか?」と最初のころは悩みました。

ただ、もともとコミュニケーションをとることは好きなので、共通の趣味などを見つけだして糸口にしています。たとえば私は「阪神ファン」なのですが、同じように野球が好きな利用者様とお話をするととても盛り上がりますね。余裕をもって働ける環境が整っており、一人ひとりの利用者様とゆったりと向き合って仕事をできるので、嬉しいです。

入社して2ヶ月ですが、ズバリ仕事は楽しいですか?

とても充実しています。1日のスケジュールが「今日は◯◯さんを担当する」と予め決まっているので、「今日はどんなお話をしようか?!」と考えるだけで楽しいですたとえば、野球以外の話題だと恋愛についてアドバイスをいただくこともありますね。「やっぱり年上の恋人の方が包容力があっていいよ」といった話を、人生の大先輩である利用者様から聞くと言葉に重みがあり、「なるほど!参考になる」と思います。また、入浴やトイレの介助、個室のお掃除などをしたときに「三代さんにやってもらって嬉しいよ」という感謝の言葉を、日々かけてもらえるのがやりがいですね。また、個人的には、入社してすぐということもあり、利用者様との距離感を把握しきれていない状況に戸惑うこともありますが、周りがしっかりフォローしてくれるので安心して働くことができます。

特に「お風呂の介助」がお好きだと聞きました。

最初は、入浴を拒否される利用者様もいらっしゃいます。だからこそ、お風呂に入ってもらって「やっぱり気持ち良くなったよ。ありがとう」と言ってもらえると達成感を感じますね。入浴への誘い方については、サービス提供者のキャラクターや利用者様との関係性などによって人それぞれだと思いますが、私の場合は「まずは、お風呂まで移動してもらえるように、体を動かしてもらう」ことを心がけています。このやり方が完全に正解かどうかはまだわからないのですが、「とにかく部屋から出たくない」という利用者様に対して「だったら、軽くお散歩にいきませんか?」とお誘いしてベッドから立ってもらうと、あとはスムーズに動いてくださるケースが見受けられます。このあたりは毎日模索中ですが、「どうしたら快適に過ごしていただけるのだろうか?」と思考を凝らすことも仕事の楽しさのひとつです。

 

苦手だった勉強も介護の学びは楽しく、社会貢献を目指す向上心へとつながる。

「良好な人間関係で働きやすい」ことが特徴だと伺いました。具体的はどんな職場でしょうか?

色々とあるのですが、「先輩たち全員が優しい」「何かあっても、すぐに相談などに乗ってくれる」ところでしょうか。たとえば、利用者様に対して「どういったところまで、サポートすれば良いのか?」と相談すると、「この方は最後までやってあげて」「あの方はここまでフォローして、あとは自力に任せる」と的確なアドバイスをしてくれます。また、仕事のことだけではなく、プライベートな話もできる関係性です。今の職場に同世代は少ないのですが、その分先輩たちにかわいがってもらっています。フレンドリーな環境なので、日々の出勤が楽しいですね。

環境面などで「働きやすさ」を感じることはありますか?

以前の職場では、「出勤の1時間前に来て」という風潮で、それが当たり前だと思っていたのですが当社に来て、それが前残業だったことに気付かされました。総じて前職はしんどいと感じることが多く、入社して早々に「辞めたい」と感じていたので、ここは夢のような環境です。転職して大正解だとしみじみ感じています。休日も以前は仕事で疲れ切っていたのでずっと寝ている状態でしたが、転職後は家で大好きな映画を見るなど、プライベートも充実しています。「ストレスフリーな環境って、こういうことだったんだ!」と、実感していますね。

今後のビジョンを教えてください。

介護福祉士の資格を活かして、リーダーやサービス提供責任者を目指したいですね。もともと勉強が苦手だったのですが、介護の勉強はやればなるほど面白くて好きになりましたね。というのも、学ぶほどに知識が身について仕事で役立ちますし、人に教えることもできます。勉強したことで学びとなったのは「最初から否定をするのではなく、意見を聞く」ということですね。やはりこれまで、さまざまな経験をされている方にとって、「それは違います」という言葉は怒りの感情を誘発してしまうこともあるので、まずはしっかり傾聴することを心がけています。介護業界は日々研究が進んでおり、情報もアップデートしているので、毎日の勉強が不可欠です。しっかりと学ぶことで自分を向上させていき、資格や学んだことを活かしてもっと社会に貢献したいですね。