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培ってきた“観察眼”を、利用者様第一の環境で活かす。
メディエイトを選んだきっかけを教えてください。
現在、プライベートで子育てと介護をしており、キャリアを活かしながら融通を利かせて働けるパート職を探しているときに当社と出会いました。当社のチラシを見て、「まっさらな新しい施設で、これまで培ってきたスキルを活かしたい！」と思ったのが応募のきっかけですね。オープンしてすぐの施設で、利用者様も多くない状態から“一緒に組織を作り上げていきたい”と感じました。また、自分の肉親も在宅で介護を受けているので、生活の中に在宅介護が溶け込んでいるスタイルの施設に興味を持ったことも理由のひとつです。
これまでのキャリアで“強みに感じるところ”は何でしょうか？また、転職して最初に思った率直な感想を知りたいです。
スキル面でいうと、これまでの職場ではスピードと正確さを求められてきたのでその中で培われた“観察眼”でしょうか。利用者様の異変などを短い接点の中で気付く必要があったので、18年間のキャリアで身に付いたスキルだと思います。
『ラ・メゾン』に来てこれまでとまったく違って驚いたのは、「一人ひとりの利用者様と、じっくり向き合うところ」ですね。これまでの介護施設では多くの利用者様に効率的にサービスを提供することが求められており、もっと利用者様に向き合いたいと思っていたのが正直なところです。そのため、こちらに来た当初は自分の理想を上回る環境だったので戸惑いを感じたくらいです。入社後は周りの先輩たちが丁寧に教えてくれて、適切なアドバイスをしてたのでスムーズに業務に馴染むことができました。
『ラ・メゾン』の日常を教えてください。
たとえばお風呂介助だと、これまでは介護用入浴機器を使って複数のスタッフでたくさんの利用者様に対応していましたが、ここでは利用者様1人に対して1人のスタッフが介助しゆったりとお風呂を楽しんでいただくことができます。入浴中は利用者様の日々の生活のお話しや家族のこと、昔の思い出などを伺いながら世間話を楽しんでいますね。また、私自身も肉親の介護をしているので、自宅でのお風呂介助を学んだことでプライベートでも役立っています。そして身に付けたノウハウを家族内でも共有していますよ。
利用者様にも働く人にも優しく、理想的な介護を実践できる。
現在の業務内容と、仕事の特徴を教えてください。
入浴やお食事、排泄介護といったヘルパー業務全般です。仕事の特徴として個人的に感じたのは、職員が全部をやってしまうのではなく「利用者様のできることを重んじるスタンス」ですね。たとえばお部屋に伺ってお掃除をするとき、車椅子の利用者様であれば「台拭き」を担当してもらって、一緒に住まいをキレイにしています。認知症の進行度や介護の必要性に応じたサポートで、利用者様主体の介護ができるのは『ラ・メゾン』の特色だと思いますね。
過去のキャリアで磨かれた“観察眼”はどのようなシーンで活かされていますか？
利用者様の表情や仕草などを見て「いつもよりしんどそう」という体調面の異変や、「心配事がありそう」といったメンタル面のサインを見逃さないようにしています。気づいたことはすぐに社員と共有していますね。ADL（日常生活動作）が低下している方がいればすぐに対策を講じたり、配偶者のことで悩んでいる方へは、気にしつつ様子見てみたりと、状況に応じて的確な対応をしてくれます。
社員とパートスタッフの仲が良いと伺っています。
気さくにコミュニケーションをとれる関係性です。どんな些細なことでも社員に相談すると、しっかりと時間を作って話を聞いてくれます。たとえば、とある利用者様の排泄介護で「これまでのトイレ誘導だとその方に負担が大きすぎるかも知れない。おむつに切り替えてみてはどうでしょうか？」という相談をしたとします。するとしっかり状況を掘り下げて検証した上で、「まだ大丈夫そうなので、そのままいきましょう」「変えましょう」という判断をスムーズに下してくれるので安心ですね。信頼関係が構築されているので、日々の気づきをすぐに伝えることができる関係性はありがたいと感じています。
何かあってもすぐに駆けつけてくれる安心感。周りの気遣いもうれしい。
職場や一緒に働いている方の雰囲気が伝わるような、印象に残っているエピソードはありますか？
職場や仲間の雰囲気としては、どのスタッフも入居者様のことを第一に考えているあたたかい雰囲気だと感じています。エピソードとしては、入浴介助をしているとき急に体調が悪くなった入居者様のことが印象に残っていますね。ナースコールを押すと即座に看護師が駆けつけてくれて利用者様はすぐに体調が良くなり、大事に至ることはありませんでした。そのときに看護師も介護スタッフも「大変じゃなかった？」「利用者様は順調に回復して、元気にご飯も召し上がっているから安心してね」と気遣ってくれたので、心配な気持ちを引きずることなく仕事に専念することができましたね。こうした配慮をしてくれる環境は、働く上での大きな安心材料です。
今の職場は、どんなところに魅力を感じられますか？
やはり利用者様と、じっくり向き合った介護をできるのが魅力ですね。これまでの施設だとスピードが求められていましたが、在宅型の『ラ・メゾン』では利用者様お一人ひとりとの距離感を大切に、楽しみながら生活を送っていただくことをサポートしています。お風呂やお食事などすべてのシーンで「こなす」といったような作業的なやり方はありません。たとえば過去の施設だと「トイレに誘導する時間が決まっており、並んでいる方を順番に介助していく」「それ以外の時間帯は他の業務で忙しい」ということもありましたが、こちらではそういうことはないですね。
お食事のときにも「これは美味しいね」と、お話しをしながらゆっくりとその方のペースに合わせてご飯を味わっていただくことができます。これまでは「何時までに何人の食事を終わらせなければならない」と業務優先で行動することがほとんどだったので、「その人らしい生活をサポートできる」という今は願っていた環境ですね。それ以外の時間だとお部屋でくつろぐ方もいれば、利用者様同士でテレビを見ながら交流されている方もおりそこにスタッフも加わってワイワイと歓談しているような雰囲気なので、みんなに優しい職場だと感じます。
最後に、どんな方に向いている職場だと思いますか？また、未来の仲間へ一言メッセージをお願いします。
「ゆったり利用者様と関わりたい」と考えている方には、最高の職場だと思います。忙しさに追われることなく、利用者様の主体性を大切にするという介護本来の仕事に注力することができます。あと、パートスタッフとして感じるのが勤務体系やシフトなどでこちらの都合を最大限に配慮してくれるところです。人間関係が良好で理想的な環境が整っている職場なので、ぜひ一緒に働きましょう。
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