主役の介護士を支援し、個性を存分に発揮して仕事を楽しめる職場

看護師の管理者として、組織運営に注力されている松岡さん。トップダウンを排除し、あくまでも現場の声に即した調整型のマネジメントに徹しています。前回の取材から約1年経過した現在の動向や、メンバーの育成について語ってもらいました。

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目次

「仕事を楽しむ」というマインドを大切に

約1年前に取材をさせていただきました。業務内容に変化などはありましたか?

役割やミッションは大きく変わりませんが、合併により拠点が2つ増えたことから、マネジメントの質をこれまで以上に追求するようになりました。また、統括マネージャーの高橋さんと、看護師の採用や面接に立ち会うことも増えましたね。現場を支える主任にも、面接に参加してもらっています。看護師の採用難が叫ばれる昨今ですが、ありがたいことに枠に対して複数の応募をいただいている状況です。理由を伺うと、SNSの発信を見て「活気があってやりがいがありそう」という方が多く、なかにはこの『ラ・メゾンでビュー』を読んでから来てくださる方もいらっしゃいます。私自身も、SNSの「農園の風景」に魅力を感じ、応募しました。

前回の松岡さんのインタビューはこちら

面接では、どういったポイントに着目されていますか?

経験者かどうかは、あまり気にしていません。たとえば、忙しくなったときにこそ本領を発揮し、「仕事を楽しめるかどうか」を重視しています。そのために「面接用ではなく、自分の言葉で喋ってください」とお伝えして本音を引き出すことに注力。そして、周りと協力し合い、どんなときも笑顔でポジティブに頑張れそうな方を仲間にお迎えしていますね。あとは失敗してもいいので、「チャレンジする精神」も大切です。そんな仲間となら仮に困難にぶつかることがあっても、全力で一緒に乗り越えていけると信じています。

感染症への取り組みの委員長に就任されたと聞きました。

先日、高橋さんから引き継ぎました。今の活動としては、冬場に流行するインフルエンザなどに備えて「委員のみなさんに、対策方法の発信」「必要な物品の把握」などを実施中です。既にコロナ発生時の初動やルールなどはマニュアル化されているので、今後は各施設に合わせブラッシュアップしていきます。ちなみにコロナについては5類に移行後も、2類と同等の対応で、リスクを徹底して抑える体制です。そのほかの感染症については、これまで個別で対応していた内容を、体系的にまとめている最中になります。

個性を最大限に活かすマネジメントに徹する

──主任2人の管理者として、どのようなマネジメントをされていますか?

実は2人とも、昔の職場で一緒に働いたことがあり、看護師のキャリアは私よりも先輩になります。ずっと良好な関係性で、お互いに思っていることを本音で伝えられる仲間だったので、そんなお2人が退職されると聞き「ぜひ、うちに来てください!」とお誘いしました。そうした関係性なので、マネジメントはトップダウンとは無縁です(笑)。それぞれの個性や才能を存分に発揮してもらって、たとえば「介護と看護で、ちょっと意見が違う」といったようなときにだけ、私が間に入るようにしています。それぞれのキャラクターとしては、吉田主任は周りを惹き込む人徳があり、バンドを結成するなどアクティブなタイプです。もう1人の横山主任は的確な指導やアドバイスでメンバーを導くスタイルで、以前の職場でもいろいろとサポートしてもらいました。

マネジメントで大切にされている考え方を教えてください。

運営において「介護士が主役」という考えを、ブレることなく貫くことです。イニシアチブをとる必要性がある医療的な局面以外では、「サポートに回る」ことを大切に考えています。入居者様のお部屋がキレイに保たれて、訪問看護がスムーズにできることも、介護士さんの日々の頑張りのおかげです。そんな中で、「嚥下(えんげ)が少し不安なので、看護師に食事介助をお願いしたい」といった場合は、率先して協力しています。「縁の下の力持ち」という役割については、主任の2人とも常々話している内容です。

印象に残っているエピソードはありますか?

業務の負担軽減や改善に協力し、介護士から感謝されるのはうれしいです。たとえば点眼や軟膏の処置など、介護と看護で横断する業務を「看護で引き受けます!」と決めたことがあり、「レクリエーションに取り組む時間が増えました」という声をもらったというエピソードは印象に残っています。介護士は普段から想像以上に数多くのタスクを抱えているので、要請があったときにはなるべく看護全体で寄り添う方針です。

また、物事に対して「とにかくやってみる」の精神で様子を見て、仮に“違うな”という場合は調整するなど、トライ&エラーで意欲的に物事に挑戦しています。最近ではたまにしか顔を出せない施設の介護士さんからも、ニックネームで呼んでもらえるなど、距離が縮まっていると感じます(笑)。介護や看護、管理者や主任、メンバーなどの枠にとらわれることなくコミュニケーションを楽しめる環境です。

働きやすさも、待遇面も大幅に向上

働く上での魅力ややりがいをお聞かせください。

魅力はやっぱり前回と同じく「チャレンジする人を評価し、応援してくれる社風」です。挑戦した上での“失敗”に対するネガティブな反応は一切なく、むしろしっかりとフォローしてくれます。私が今、挑戦しているところでお話すると、レセプト業務と外部との交流です。「ほかの施設の管理者の話を、実際に会って聞いてみたい」と相談したところ、「ぜひ行ってください!」と、訪問看護ステーション協会というところに入会させてもらいました。

外部との交流で、どのような学びがありましたか?

まだスタートしたところで、先日初めてオンラインミーティングに参加させてもらったのですが、自分の知らない分野のことを学べる機会になりました。災害に対する連携などがテーマで、「被災訓練でつながるインフラも、現実に避難するときには停まってしまう。その際の連絡手段をどうするか?」「災害時、実際に適応された制度の事例」など、これまで考えたこともないような内容でしたね。もっと外部に出ることで、自分の知識を広げる必要性を強く感じました。

ほかの施設の管理者とコミュニケーションをとること自体が刺激になりますし、「どんなマネジメントで運営されているのか?」などを知り、ラ・メゾンでその知識を活かしたいです。ゆくゆくは訪問看護以外のところとも交流を深めていき、さまざまな価値観に触れることで自身とラ・メゾンの成長につなげられたらと考えています。

メディエイトの待遇面の魅力について教えてください。

待遇面は、努力や成果に対して正当に評価されます。働く環境も「全力で働いて、全力で休んでリフレッシュ」という文化ということもあり、みんな明るく朗らかな職場です。また「子連れ出勤」も全然OKで、むしろ入居者様が喜んでくださるような風土が根付いています。夏休みには、子どもたちが宿題をしに来て、ついでに七夕の飾りを手伝ったり、入居者様と一緒におやつを食べたりしていました。やりがいを持ってイキイキと活躍できる環境だと確信しています。

最近では、もともと興味のあった『ラ・メゾン農園』での野菜の栽培にも、家族で参加しています。家族と一緒に楽しめるだけでなく、自分で育てた野菜は本当に美味しいので、ありがたい環境ですね。

どのような看護師の方だと、メディエイトで特に活躍しやすいと思いますか?

積極性とチャレンジ精神、そして明るく目の前の仕事を楽しめるタイプの方です。全力でやって失敗しても、周りが必ずフォローするので思い切って行動して欲しいと思います。当施設の看護師は介護士をサポートし、入居者様に喜んでもらうのが第一なので、「いつも笑顔で仕事がしたい!」という方に、向いていると思います。そのための前向きな提案は大歓迎です。せっかくのご縁で仲間になってくれたのですから、成長と達成感を味わえるように、私も最大限に力を注ぎます。

 

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