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一歩踏み込んだ具体的な事例と体験談が、励みと糧に
──加藤さんは今回が初めてのインタビューになりますね。加藤さんのこれまでのキャリアをお聞かせください。
加藤:10年以上前にヘルパー2級(現:介護職員初任者研修)の資格を取得し、介護職に飛び込みました。特養やデイサービスなどの福祉施設で勤務した後、子育てと両立させながら「正社員として働きたい」と考えるようになり、当社の「夜勤専従スタッフ」として入社しました。今は子どもが大きくなったので、日勤と夜勤を担当しています。役職としては自分で手を挙げて、まずはリーダーを任せてもらった後、サ責補佐になりました。
──お互いの第一印象や、1on1の制度をどのように活用されているのかを教えてください。
加藤:天野さんとは他施設なこともあり、1on1が始まるまで接点がありませんでした。「もしかしたら厳しい方かも」という気持ちが微かにあったのですが、実際にお会いした瞬間の印象はとても明るくて「ギャル!」って感じでした(笑)。実際にお話をしてみると、とても親しみやすく接してくれるタイプで、「自然に会話が進むように持っていってくださる方」と感じたことを覚えています。天野さんに相談したり、話を聞いてもらったりする内容としては、サ責業務の話がほとんどです。内容はさまざまですが、一例としては「ご家族対応」のやり方に自分の中で不安があったので、相談していました。
また、天野さんは悩みごとにもしっかり向き合ってくれます。例えば「ヘルパーさんたちとの関係構築」で課題に思ったことを伝えると、「私の場合はこうだったよ」と体験談を交えて話してくれるイメージです。それを参考にして、実務に活用しています。1on1を通じ、天野さんに対して「本当に多角的に物事を考えている」「一歩踏み込み、さまざまな経験から具体的な事例を用いて教えてくれる」「だからこそ管理者なんだな」と肌で感じました。
天野:最初にお会いしたときは「明るい」「姉御肌」という雰囲気で、接しやすい方という印象でした。1on1で加藤さんに感じるのは、「夜勤専従スタッフ」「リーダー」「サ責補佐」とステップアップされていくなかで、“視点が変わってきた”ということです。当初は1プレイヤーとしての悩みなどが多かったのですが、徐々に「サ責補佐として、どのように立ち回れば上手くいくのか」「みんなのモチベーションを上げて、保つ方法」など、“施設全体を見渡しているからこその相談内容に変化してきました。
例えば先ほどの「ヘルパーさんとの関係構築」についてもそうです。少し補足をすると、「みんな“入居者さんのために施設を良くしたい”という考え方が根本にある」のが前提で、だからこそ「それぞれの正義がぶつかり合うことがある」という私の考えをお伝えした記憶があります。あと、毎月お会いする度に「責任感」が増していくのをヒシヒシと感じますね。
「第三者視点を持ち、冷静に分析」「視野が広がる制度」
──管理者として、マネジメントの上で心がけておられることは何でしょうか?
天野:「第三者視点をもつこと」です。1人が言っていることを鵜呑みにするのではなく、相手側の話もしっかりとヒアリングしたり、聞けない場合は想像で補ったりするなどして、物事を立体的に捉えることを心がけています。あと、メディエイトにはキャリアを積まれて転職された方も多く、全員に共通するのは「介護の仕事に信念のような、強い思いをもって取り組んでいる」ところです。だからこそ、「良かれと思って発言したことや行動が、ぶつかりあってしまう」ことも出てくる場面があるんです。それを決して否定的に捉えるのではなく、培ってきたバックボーンを大切することを意識しています。みなさんが転職前に培ってこられた豊富な経験やノウハウは、私が知らないことも多いので、多岐にわたる知見を吸収する機会になっています。
──1on1を実施して、感じた効果についてお聞かせください。
加藤:私にとっては、非常にうれしい制度です。視野が格段に広がりましたし、ほかの施設の人たちと話す機会はこの1on1がほとんどなので、「こんなやり方をしているんだ」というノウハウなどを得ることができます。良いものは自分の施設でも実行するなど、1on1のたびに学びがあります。また、別の拠点ゆえに「ここだけの話」を気楽に打ち明けられるのも良いポイントです(笑)。
ちなみに私がサ責を目指したきっかけは、当社の上司たちが「イキイキと働いている」と感じたことと、「人を使うのではなく、“動かす”」というマネジメントスタイルにカッコ良さを覚えたからです。単純に「指示を出す」のではなく、言わなくても自然と人が動いているのを目にするので、それを勉強しています。これは「言語化して教えてもらう」というのではなく、されている行動や出ている雰囲気から、自分の中に取り入れているようなイメージです。
天野:私としては「人を動かす」というところは、意識していません。ただ「みんなの働きやすさ」には心を配っています。これは「なんでやってくれないのだろう?」と他責にするのではなく、「動いてもらえる環境を作ることが重要です」と上司たちから教えてもらったことがきっかけになっています。あと、ほかの施設だからこそ話しやすいことはあると思っていて、直属の上司や施設内の方には言いにくいような話も心置きなく話してもらえるように意識していますね。また、ほかの施設のやり方を知る糸口になっており、質問でも「高槻はどんな風にしていますか?」と聞かれることは多いです。それぞれの良いところをかけ合わせ、高めあっていける好機になっています。
体験談を交えて示唆してくれる、安心する伝え方
──1on1での「伝え方」について教えてください。
加藤:「私の場合はこうでしたよ」と体験談を交えて伝えてくれるので、しっくりきます。例えば先ほどの「ご家族対応」であれば、私の中で“失敗してはいけない”という気持ちが先立ってしまい、不安に駆られていたのですが、「私もこんなことがありました」という実体験を話してくれたので安心できました。
天野:私自身が不安を抱えているとき、上司たちから「実体験」を伝えてもらうことで「こんな凄い人も、そんなことがあったんだ!」と、不安が払拭された経験がありました。その方法を、自然と取り入れているのだと思います。
──どのような方がメディエイトに向いていると思われますか?
天野:新しいことを受け入れ、新人の意見であっても「良さそう」というものには“とりあえず試してみる”というチャレンジングな社風が根付いています。なので「挑戦するのが好き」「変化を恐れずに楽しむ」というタイプの方に向いているのはないでしょうか。例え失敗しても、そのプロセスで何か得るものがあります。加えて、成果に対する的確な評価制度も整っているので、挑戦しがいがある環境です。
加藤:挑戦するとき「失敗したらどうしよう」と頭によぎると思いますが、当社だと上司たちが「失敗したらフォローするから、とりあえずやってみよう!」と背中を押してくれる社風です。ですので、好奇心旺盛で新しいことに挑むことが好きな方に、ピッタリです。実際に私自身も夜勤専従から「リーダー」「サ責補佐」を目指すとき、上司をはじめ、先輩たちが認めてくれて後押ししてくれたので、恵まれた環境だと実感しています。
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