サ責に昇進し初めてのフルタイム!「やってみよう精神」で新しい仕事にチャレンジする

特別養護老人ホーム(特養)とのダブルワークを経て、2023年10月から『ラ・メゾン高槻ブランシェ』のサービス提供責任者(サ責)になった豊島さん。ヘルパーとして働くのとは違うサ責の仕事にも「やってみよう精神」でチャレンジされています。そんな豊島さんに、サ責に挑戦する理由とこれからの目標について話を伺いました。

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目次

「どうしてもやって欲しい」。きっかけは統括からの熱烈オファー

前回のインタビューの時は特養と『ラ・メゾン高槻』でダブルワークをされていました。現在はメディエイトでフルタイム勤務をされていますが、なぜ勤務先をメディエイトに絞ったのでしょうか。

元々ダブルワークをはじめた理由は、自分に合った職場を探したいという思いからだったんです。特養には18年間楽しく勤務しましたが、逆に言えば新卒以来特養しか知らないまま来ましたので、同じ介護の世界でも違う働き方を見てみたいと思っていました。しばらくは特養とラ・メゾン高槻でのダブルワークを続けていたのですが、2023年10月から正社員化のお話をいただきましたので、メディエイトに一本化してフルタイムで働くことにしました。

社員になった決め手としては、働きやすさです。固定のお休みがあり、夜勤もない。私のライフスタイルにもあっていたことが決め手になりました。

豊島さんの以前のインタビューはこちら

現在はラ・メゾン高槻ブランシェのサ責を務められています。どのような経緯でいつ頃からサ責になられたのでしょうか。

正社員化のお話が、元々サ責になることが前提になっていたんです。2023年10月に介護施設「マーコット」の合併が決まっていましたので、新しい施設のサ責として声を掛けていただきました。お話をもらった当時は、いきなりサ責になるのは不安だったのが正直な気持ちです。しかし現統括マネージャーの高橋さんから「どうしてもやって欲しい。あなたならできる」と熱心に何度もお誘いをいただきましたので、新しいことにチャレンジするつもりでお引き受けしました。

豊島さんご自身としては、なぜ自分にサ責の声がかかったと思われますか?

長年特養で働いた経験がある点が評価されたのは大きいと思いますし、高橋さんからもそう伺いました。いろいろな介護の現場を見てきたわけではありませんが、18年間プロとして働いてきましたので、そこを評価していただいたのはうれしいです。それに加えて、新しい仕事にチャレンジしようという姿勢も見ていただけたのかと思っています。分からない仕事でもまずはチャレンジしようという「やってみよう精神」でずっと働いてきましたので、サ責へと後押ししてもらえたのではないかと思います。

働きやすい職場作りは心地良い人間関係から

サ責になって大きく変わったことは何がありますか?

一番大きく変わったのは仕事内容です。これまでは現場で入居者さんをお相手にしたお仕事が中心でしたが、サ責業務はデスクワークが中心になり、お話しする相手もケアマネージャーさんやご家族へと変わりました。正直、右も左も分からないところからのスタートでしたが、高橋さんやサ責の先輩の皆さんに支えていただきながら少しずつ仕事を覚えていきました。

また、勤務先がラ・メゾン高槻から新施設のラ・メゾン高槻ブランシェになり、一緒に働く人の顔ぶれが変わったのも大きな変化です。大半の方々が初対面でしたので、人間関係もゼロから作る必要がありました。今思えば、あらゆる環境が全部変わったタイミングだったと思います。

働く環境と仕事内容が大きく変わりましたが、日々の仕事の中で意識していた点はありましたか?

特に大切にしたのは、現場との良好なコミュニケーションです。突然知らない人がサ責になって現場のヘルパーさんも不安だったと思うんですよ。私はとにかく心配ごとなく働いてほしいと思いましたので、常に「些細なことでも気軽に話してくださいね」と伝えながら、話しやすい雰囲気づくりを心がけました。

また、良好な関係を作るために毎日の小さなやりとりも重視したポイントです。仕事の話はもちろん、ときには些細な日常の話題も交えながら、少しずつ信頼関係を築いていきました。「昨日の夕ご飯は?」「お休みはどう過ごした?」など、仕事だけではないコミュニケーションを意識しました。

まだ完璧ではないかもしれませんが、オープン当初に比べるとかなり人間関係はよくなったと思います。「気軽に声かけてね」という姿勢は見せたものの、最初はヘルパーさんからの相談も遠慮がちでした。しかし、日を追うごとに「豊島さん」と呼んでもらえる回数が増えてきて徐々に信頼関係が築けてきた実感がわいてきましたね。最近は「豊島さん、ちょっと聞いてよ」と気軽に話しかけてくれますよ。遠慮なく声を掛けてもらえる関係は職場の雰囲気のよさに繋がりますので、このままいい関係を続けたいですね。

サ責だから見えるメディエイトの魅力。みんなが笑える施設を目指す

前回のインタビューでは「気づき」を大切にしているというお話を伺いました。立場が変わった現在はどのような形で「気づき」を生かされていますか。

サ責になったことで、ヘルパーとして対応していた仕事を別の角度から見られるようになったと思います。同じ仕事をするにしても、ヘルパーさんによって意図していることが違うことも珍しくありません。そうした場面を見るたびに「そんな考え方があるのか」「そのやり方は考えたことがなかった」と気づけていると思っています。そうして気づいたいいところは、ほかのヘルパーさんにも共有してみんなでやり方をブラッシュアップしていけるように気をつけていますね。

なにかに気づく力は、現場にいるからこそ磨かれるものだとも感じています。入居者さんとお話をして、入居者さんが求めているものを感じ取ってこそ現場に必要なものがわかるんだと思います。ですので、私は今も時間があれば現場に出るようにしています。

さらに今後は、現場のヘルパーさんにも気づきを感じてほしいと思っています。ケアに関わっているのは現場の職員なので、現場で在り方を考えられる組織になってほしいです。そのために、現場の職員で「現場の在り方を考える時間」を設けていますね。

また、今よりも一人ひとりにやりがいを感じてほしいです。そのためには職員同士の関わりをもっともっと増やすことが大切です。機会を増やすことで個々の気づきに繋がればと思っています。ヘルパーさんにも「失敗を恐れずやりたいことに挑戦してほしい」ので背中を押していきたいです。

サ責の仕事のやりがいを教えてください。

入居者さんのためになると思ったことに、たくさんチャレンジさせてもらえることですね。というのも、サ責になるときに高橋さんから「思いのまま働いてもらっていいから」と言ってもらえて、私に多くのことを任せてくれました。もちろん思うような結果にならないこともありますが、自分で裁量をもって仕事させてもらえるのは喜びであり、やりがいを感じられる瞬間だと思っています。ポジションの違いもありますが、特養時代よりも自由にやらせてもらう機会が増えたので、本当にありがたい職場だと感じますね。

やりたいと思ったことをやれる環境は決してサ責だからではありません。ヘルパーさんたちもやりたいことを相談してくれますし、その多くは実現ができていると思います。私としてもヘルパーさんには楽しく働いてほしいんです。楽しく働くヘルパーさんが増えるほど入居者さんの笑顔も増えますので、いい循環をどんどん回していきたいですね。

これからの目標を教えてください。

何よりもメディエイトが運営する施設を今よりずっと素晴らしい場所にしていきたいですね。入居者さんが安心して暮らすことができ、ご家族も安心して任せられる。そして、スタッフ全員が誇りを持って働ける。そんな施設になるのが私の目標です。

そのためにも、ほかのラ・メゾン施設とも良いところを吸収し合いながら、それぞれの施設ならではの魅力を作り上げていきたいと思っています。ラ・メゾンファミリー4施設がそれぞれ違う持ち味を生かしながら、さらに過ごしやすくて楽しい施設を目指していけたら最高ですね。

 

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