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国家資格を取得して働きたい
ラ・メゾン高槻で働かれるまでの経歴を教えてください
音大を卒業して料亭やホテルの日本食レストランで働いていました。もともと食べることが好きだったため、飲食業界に興味をもち働いていました。出産を機に仕事を辞め、子育てをしながら看護助手のパートを始めました。
しかし、看護助手として働いているうちに、いつしか「辞めたい」と考えるようになりました。でも思いとどまっていたのは、「このままでは今の自分に何も残らないのではないか？」と感じたからです。そこから手に職をつけたいと思うようになりました。
看護助手のパートから正社員になった頃、一緒に働いていた先輩が介護福祉士の試験に合格。「看護助手を3年すれば、あなたも介護福祉士の受験資格が得られるよ」と教えてくれました。なんだか介護福祉士の資格を取得したことでキラキラとしている先輩を見て「私も介護福祉士を目指してみたい」と思うようになりました。
介護福祉士の魅力は国家資格であること、そして貰える時給がアップすることです。このまま無資格で働くよりも、国家資格を取得して働きたいと強く思い挑戦してみることにしました。
介護福祉士を目指し子育てしながら働くことは大変ではなかったですか？
思っていた以上に大変でした。看護助手として3年働いているだけで介護福祉士になれるわけではありません。実務者研修を受けることでやっと、受験資格を得ることができます。
働きながら実務者研修を受け、勉強時間を確保しつつ子育て真っただ中。子どもがまだ小さいので、育児に家事にそのうえ勉強も重なり、寝る時間が確保できないくらいの過酷さでした。もともと資格をとったら職場をかえて、さらにスキルアップしたいという気持ちがあったので、介護福祉士を取得した時は、ほっとしたことを憶えています。
メディエイトへ入社を決めた理由について教えてください
介護や看護専門の求人情報サイトがあることを、実務者研修の時に知り合った友人から教えてもらい、そこでメディエイトの存在を知りました。最初に魅力を感じたところは、家から近くて時給が高い、そして時間の融通が利きそうというところです。
最もメディエイトで働く決め手となったのは“30代が主力”なところ。職場に30代の同世代が多いことはとても心強く、さらにママさんでパートとして働かれている方もたくさんいると聞いて、子育てをしながら働ける職場環境が想像できました。現在メディエイトに入って1年が経ちますが、何もストレスを感じることなく働けていますね。
学びながら成長できる職場環境が魅力です
ラ・メゾン高槻で働く魅力について教えてください
やはり人間関係の良さですね。とにかく人間関係でノンストレスなところがいいです。また、上の人たちが働きぶりをきちんと見てくれます。細かに「大丈夫？」「大変に思うことはない？」と困りごとがないか聞いてくださるので「見守ってくれている」という安心感があります。皆で声をかけあって、大変な時は力を合わせるラ・メゾン高槻の雰囲気が大好きです。
今のお仕事をしていて大変なことはありますか？
今の仕事をしていて大変なことはほとんどありませんが、ラ・メゾン高槻で教わるまで移乗介助が大変でした。移乗介助の際に力をかけるところがよく分からず、力がない中でなんとか腕や腰の力をフルに使って介助していました。今まで移乗介助のコツを丁寧に教えてもらえることがなかったので、自己流です。このままではぎっくり腰になってしまいそうな状態で、正直なところ移乗をすることが怖いと思う日々でした。
※移乗介助＝ベッドから車椅子へなどへ乗り移る補助をすること
そんな時に移乗のコツを教えてくれたのはラ・メゾン高槻で一緒に働く先輩たちでした。不安だったのでかなりしつこく「不安です」「教えてください」ということを先輩に打ち明けたことを憶えています。それでも、嫌な顔をせずに、私ができるようになるまで何度も教えてくれました。「こういう風にすると楽にできるよ」と体に負担がかからない介助法を教えてくれたので、今では負担なくできるようになり、本当に助かりました。
どんな時にでも声をかけると「いいよ」と嫌な顔ひとつせずに相談にのってくれる先輩がいるから、以前の私よりも成長できている実感があります。私も自分がしてもらったのと同じように後輩が入ってきたら優しくサポートしたいと思います。
今のお仕事のやりがいを感じる瞬間を教えてください
やりがいを感じる時は入居者さんに「あんたが来てくれたら嬉しいよ」と声をかけていただけること。入居者さんたちは皆さん自分の孫のように思ってくださるので優しいです。私も自分のおじいちゃんやおばあちゃんと接している気持ちでいます。これは大学を卒業したあとに働いていた飲食業界で教わったことですが、「ただのお客さんではなく、愛する心で接していれば相手も心を開いてくれる」という言葉をずっと大切にして働いています。
入居者さんの好きな趣味とか毎日の生活リズムなどを覚えて先回りをして、「今度はこれをする時間だったね」と声をかけてあげると、入居者さんたちも「自分のことをわかってくれる」と心を開いてくれる。この大切にしている言葉や行動のおかげで入居者さんたちは「うちの孫」のように可愛がってくださいますね。
いつかは正社員になって夜勤もこなしたい
利用者さんと仲良くなるために石田さんが毎日続けていることを教えてください
先ほども言ったように「愛を持って接する」ということがひとつで、もうひとつは笑顔を絶やさないということです。愛を持って接していれば自然に笑顔は出てきます。入居者さんたちにホッとしていただけるような存在になれたらいいなと思います。
毎日同じ入居者さんに対応するわけではないので、久しぶりにお会いする方もいらっしゃるのですが、入居者さんが緊張しないように「好きなこと」をしっかりと覚えています。私はよく音楽をかけるのですが、入居者さんの好きなアーティストの曲や「川の流れる音」など気に入っている音をかけるとすごく喜んでくれるんです。時間内にやるべきことをすれば、危険性の伴うこと以外「これはしてはいけない」ということはないので、いろいろと入居者さんたちが笑顔になれるようにトライして、喜んでもらえたことはスタッフ同士で共有しあっています。
石田さんがラ・メゾン高槻で今後挑戦したいことは何ですか？
今はまだ子どもも小さいので子育て優先の働き方をしています。でも今後子どもが大きくなり手がかからなくなったら、正社員で働きたいと考えています。ゆくゆくは夜勤も経験して「自分の思うように働けたらいいな」と思います。
最後にラ・メゾン高槻で働きたいと考えている方へメッセージをお願いします
介護の仕事は愛がないとできません。入居者さんに対してだけではなく、周りのスタッフにも気遣いができる方と一緒に働きたいと思っています。困ったときは助けてくれて、何かに挑戦したいときは全力で応援し、楽しいときは一緒に笑ってくれる仲間がいます。怖い人はひとりもいませんし、人を大切に思っている方ばかりです。一緒に働ける日を楽しみにしています。
