助け合いの精神が貫かれている仲間たちと、利用者さんの笑顔を育む。

今回は、今年6月に入社され、ラ・メゾン高槻で働く椎屋さんにインタビュー。椎屋さんは、専門学校卒業後に接客業を経験し、結婚後は介護付き有料老人ホームでの勤務を経て、前職は病院で看護助手として9年間勤務されていた経歴をお持ちです。そんな椎屋さんに、入社直後の率直な感想や介護職のやりがいなどを語ってもらいました。

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目次

転職活動の軸は、「良好な人間関係」でした。

──看護助手時代の印象に残っているエピソードややりがいを教えてください。

コロナ禍のときですね。未曾有の災厄に対し、みんなで支え合いながら闘い抜いた体験は心に刻まれています。良好な人間関係が土台としてあったので、勤務交替など突発的なことがあっても、お互いに協力しあって乗り切ることができました。やりがいを感じたのは、入浴介助などを通じて「気持ち良かったよ」という、患者さんの喜びの声を聞けたときです。転職のきっかけは、周りが国家資格を有してバリバリと働いている看護師たちの影響もあって、「自分も何か資格を持ちたい!」という気持ちが高まり、「介護福祉士に挑戦してみよう」と決断したのがスタートです。その後、勉学に励み合格。資格取得が当初の目的でしたが「せっかくなら、活かしたい」と考えるようになり、新天地を求めました。

──新たな活動の場に、メディエイトを選ばれた理由は何でしょうか?

前職同様、「人間関係が良好で働きやすい職場」を優先順位に考え、転職先を探していました。数多くの求人を閲覧している中で、偶然TikTokのショート動画でメディエイトを発見。自分でも「介護業界でこんなところはないだろうな」と思いつつ、“髪型・染髪自由”といった検索ワードで調べていた際に、当社が出てきたのです。皆さんがイキイキと活躍されている姿を観て、「ここで働きたい!」と感じました。ちょうど自宅から通える範囲内だったので、すぐに応募しましたね。面接の日はあいにくの雨だったのですが、職員の方が「大変でしたね。濡れませんでしたか?」と気遣ってくれるような温かい雰囲気に魅力を感じ、入社を決めました。また、当社ならこれまでの経験と介護福祉士の資格を活かせると思いました。

──転職されて最初に感じた、率直な感想をお聞かせください。

初日にみなさんが、「わからないことがあったら、何でも聞いてください」「何度質問しても大丈夫です」と、優しく笑顔で接してくれたことを覚えています。事前のイメージ通り、人間関係に恵まれている職場だということがわかりました。仕事を始めてからは、例えば私が入浴介助をしている際に衣類を洗濯してくれているなど、助け合いの精神が根ざしているのを感じます。逆に私が洗濯することもありますが、そのときは必ず感謝の言葉をかけてくれます。毎日の「ありがとう」の積み重ねが、働きやすさにつながっているんです。

「ゆったりとお話ができる」という介護の魅力。

──前職と現職で、違いを意識されたのはどんなところでしょうか?

病院はサポートの対象者が「患者さん」なので、何かしらの疾患を持って入院されています。そのため、重い病状などでつらそうにされている方もおられました。ラ・メゾンでは「利用者さん」なので、明るく元気な方が多いというのが1番の違いです。また、実務として前職はスケジュール通りに進めることが重要でしたが、ここでは「生活」をサポートする役割なので、ゆったりと何気ない会話を楽しみながら介助しています。また、「入浴で利用者さんの好みの温度に設定できる」など、きめ細やかな要望に応えられるのも嬉しいです。

また、病院は看護師を中心にまわっていますが、介護施設は「介護士」として主体的に行動することが求められます。例えば「患者さんが転倒してしまった」という事態が起こった際、前職では看護師に報告するまでが対応できる範囲でしたが、現在は介護士としてその後もしっかりと対応する必要があります。

──最初に感じた職場の雰囲気や、エピソードなどを教えてください。

どんなことでも、丁寧に教えてくれる風土です。入社前に不安を抱いていたのが、前職ではほとんど経験がなかった「ベッドから車椅子への移乗介助」でした。特に気をつけるべき点などを質問すると、「この方は右側に麻痺をお持ちなので、こうしたサポートをお願いします」と、的確なやり方とともに、きめ細やかに説明してくれました。具体的なので、初めてでも印象深く残って覚えやすいです。

──現場では、さまざまなことがあると思います。何かあったとき、どのようなフォローがありましたか?

何かあっても責められることはない環境です。実は以前、ちょっとしたハプニングがあり、責任者の方に報告したことがあったんです。そのときに「こう思って椎屋さんは対応したけど、こうなったんだよね」とすぐにこちらの意図をくみ取り、理解してくれて、救われた気持ちになりました。そして「今後は、ここに注意すると大丈夫ですよ」と前向きなアドバイスをもらったことで、「これまで以上に気をつけよう」「さらに改善を重ねよう」と深く決意しました。

みんなで助け合い、笑顔であふれる職場。

──前職やこれまでの経験が、「役立っている」と感じるのはどんなときでしょうか?

いろいろとあるのですが、一例をあげるとおむつ交換です。前職では快適に過ごしていただくため、効率を追求しつつも衣類などを汚さないように改善し続けてきたので、その経験が役立っていると感じます。ただ、自分のやり方がこの職場で100%合ってるかどうかわからないので、同僚たちの方法も見ながらブラッシュアップするように心がけていますね。あとは接客業を長く経験してきたので、培ってきた会話スキルが活かされていると思います。利用者さんとコミュニケーションを深め、介助に携わっていないときでも「おはよう!」と声をかけてもらったり、「頑張ってね」と励ましてもらえるのはうれしいですし、やりがいです。

──業務の中で「楽しい」と感じることをお聞かせください。

日々の介助も楽しいですし、介護施設ならではの「レクリエーション」も面白く、利用者さんにとっていい刺激になっていると実感しています。私はまだ企画段階から関わったことはないのですが、先日、利用者さんと職員が協力して「おでん」を作って食べるというレクリエーションがありました。お料理が好きな利用者さんには職員が見守る中で包丁を握ってもらい、一緒に具材を切ったり煮込んだりしながら、準備段階からみんなで和気あいあいとイベントを作り上げています。できあがった後は、「美味しくできたね!」とみんなの笑顔が飛び交う雰囲気でした。またそれ以前にも、綿菓子やフランクフルトを提供するお祭りのようなイベントが開催され、みんなで盛り上がっていました。

──最後に、新たな仲間への一言をお願いします。

この仕事は、最初から「自分に向いている」という確信があって飛び込んだというよりも、やっているうちにやりがいを感じるようになりました。介護は利用者さんに怪我をさせないように注意が必要ですし、責任が伴う仕事です。しかし、それ以上に利用者さんとのコミュニケーションに心が弾みますし、笑顔をもらえると活力になります。私もここに来てからまだ数ヶ月で、手探りの部分もありますが周りから教わりつつ、技術の向上に努めているところです。

また、働く上でパフォーマンスを最大限に発揮するためには「良好な人間関係」は欠かせない要素だと思いますが、その点は太鼓判を押します。ぜひSNSで当社を調べてみて、社風を感じてください。「人と接することや、笑顔に触れるのが好き」なら、当社での介護職はとてもおすすめです。

 

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